イベント報告
2018.11.07
SAMURAI JAPONフランスツアー(パリ市、ルマン市)
スランスの新聞にも掲載されました!
【日本語訳】
日本のだがしをPCCに発見する
今夜まで、ルマンのパレドコングレ(今回の展示会場)は日の出る国の文化を発見してもらおうとする日本の派遣団を迎える。だがし、日本のお菓子はPCCにて展示される伝統品の一部に属している。
一見すると、だがしはスーパーやベーカリーのカウンターにある安価で甘いお菓子に似ているようにも思えるが、日本人は西洋人とちょっと違った味覚をもっており、コーンの粉をベースとした明太子味のスナックや、たらの干物なども見受けられる。
江戸時代から(17世紀から)の伝統
しかも、だがしはヨーロッパやアメリカの同等のお菓子よりもずっと古くからある。
「だがしやだがし屋の伝統は江戸時代(17世紀~)にさかのぼります。」
「日本の子供たちへのだがしの伝統的な販売促進はほかの二つの文化的な現象によって支えられています。一つ目は紙芝居。絵を差し替えながら劇場風のナレーションを行うもの、もう一つはちんどん屋で一種の宣伝用の道化師です。」
危機にさらされる伝統
80年代の経済成長の時には、だがし屋の伝統はスーパーにとって変わった。“駄菓子で世界を笑顔にする会“は伝統的な日本社会を繋ぐだがし文化を守るために創設された。
「すべての大人はだがしへの郷愁をもっています。だがしの伝統は世代間の共有を促進するものです。」